もくじ
私は、27歳で「悪性リンパ腫」という
リンパが腫れてしまう病気なのですが
すごく分かりやすく表現しますと
「癌」です!!
それまで健康診断も1度も再検診もなく
病気になったことがなかったのですが
2017/12/4に
体の異常を感じ、病院でレントゲン異常発覚!!
即検査→入院
となるのですが
詳しくは後日書かして頂きます
入院期間は約半年
急なことだったので
会社にも休業の連絡!!
家族に公表・伝達!!
早々に入院!!
抗がん剤治療開始!!
抗がん剤は6回打ちます!!
年末年始は病院で暮らす
まさかの事態!!
年が明けて
12月の請求が1月に到来!!
HOW MUCH?
・・・・
1か月に抗がん剤を1本打つ計算ですが
12月に1本打ったので
そのお値段!!
なんと!!
1本約1.150.000円します!!!
抗がん剤の副作用を抑える薬等も含めると
1.150.000+200.000
合計
約1.350.000円します
プラス
抗がん剤は6回打つので
単純計算
1.350.000円×6回
約8.100.000円が半年の間にかかりました
正直!私に払える額ではありません!!
値段だけでいうと
高級車の「レクサス」を新車で買えたり
家を買う時に、充分な頭金になりますし
豪華なアイランドキッチンにできる額です
この額だと
年収1千万の人でも
支払いは厳しいと思います
そこで今回、私が
「日本に生まれて良かったなぁ」と
心から思ったのが
高額医療制度の
「限度額適用認定書」です
上記のグラフに自分が当てはまる所を見て頂いて
書かれている額が
自分が1か月に支払う
限度額になります
ココで注意!!
「医療費」は限度額適用認定書で
限度額が決まっているのですが
部屋代と入院服(パジャマ)と食事代は
別料金になります!!!
例
治療費
100万円
食事代
3万円
入院服(パジャマ)
3千円
合計
103万3千円
自己負担額(自腹)
④区分エの場合
(治療費)限度額
57600円
食事代
3万円
入院服(パジャマ)
3千円
合計
87900円になります
最優先にすること!!
治療が決まったら
すぐに持っている健康保険証に書いてある
電話番号に電話してください!!
ややこしい事は無しにして
これだけ!!!
持っている保険証に書いてある
電話番号に電話!!
そして
「医療費の限度額申請したいです」
と伝えるだけ!!
この電話をしてから
やり取りをして
自分の手元に「限度額適用認定証」が
届くのは3~4週間後です
その間の医療費は自分が立て替えないといけません
この時に払った医療費は
「高額療養費」で返ってきますが
限度額を超えた分の医療費は
2か月~3カ月後に手元に返ってくるので時間がかかります
この間は実質、お金が減っている状態が続き
入院の場合、薬を飲む水代やお茶代等がかかりますし
病院食にだけでは、お腹が減ってしまいます
できるだけ手元にお金を残されることをオススメします!!
(実体験した感想です)
「高額療養費」も健康保険証に記載されている
電話番号に電話すると
手続きに必要な書類を送ってきてくれます
まだまだ活用できる「限度額適用認定証」
医療費が高額になるのは
入院での治療だけではなく
通院での治療費も高額になることがあります
そこでも「限度額適用認定証」が使えます
でも・・入院時と違うところがあるんです
入院時と通院時で「限度額適用認定証」は違う
例え 「区分エ」限度額57400円
1月1~15日
入院時30000円
1月16~31日
退院後の通院30000円
上記の記載だと
1月の治療費は合計
60000円になり
「限度額適用認定証」の対象になりそうですが
じつは・・なりません!!
「入院時の治療費」と
「通院時の治療費」
は別扱いになります!!
少しややこしいですが
単純に
「入院時の治療費」と
「通院時の治療費」は
別々の計算になります
合算するなら「高額療養費」
今までは1つの病院に通院・入院する
話でしたが
ここからは通院している病院が
2か所以上ある場合の話をします
2か所以上通院している場合の「高額療養費」の使い方
区分エの場合
眼科に通院1か月22000円
耳鼻科に通院1か月3000円
大きな病気の為の通院1か月
40000円
1か月の合計65000円です
「高額療養費」を申請すると
57400円が区分エの限度額なので
7600円返ってくる計算ですが
実は、、違います!!
「高額療養費」のルールで
1つの病院で保険適用の自己負担が
21000円以上の場合のみ加算対象です!!
簡単にいうと!!
1か月のうちに
病院1か所ずつで、保険証を使って3割負担で払った
お金が21000円を超えないと
「高額療養費」の対象として認めないということです
なので
さっきの例えでいうと
区分エの場合
眼科に通院1か月22000円←対象○
耳鼻科に通院1か月3000円←対象外×
大きな病気の為の通院1か月
40000円←対象○
1か月の合計620000円になります
今回は620000-57400=4600円が
返ってくるお金になります
医療費の全てが限度額内に収まる訳ではない!!
実際、治療をしている私も
だいたい上記の金額で支払いをしましたが
これは!!
保険適用内の治療だからです!!!
あたりまえの事なのですが
健康保険が負担してくれるのは
健康保険が適用される医療だけです!!
中には、保険適用外の治療もあります
それは「ガン保険」等の
医療保険で補っていくしかないと思います
1度癌になると
体の中に癌が消えてから
5年はガン保険に入れないので
私はスゴく後悔しました
なぜかと言うと
入ってなかったことに対しての後悔はあるのですが
発症する3か月程前に保険業者さんと
お話する機会があって
ガン保険の話をした後だったので
「あぁ~ なんでやぁ」と気持ちが余計強くなりました
入っていれば
お金の面の負担が少なかったのにと
正直、思いました
色々な医療保険がありますが
今も通院しているので
入院費と通院費と
会社を休んだ際の
給料保障があるのが
良いと思います
退院して2カ月が経って
首のリンパ辺りが腫れてきたので
エコー検査を今から受けに行くのですが
この出費も痛いです
会社も休んでいてダブルパンチです!!
「こんな時は、この保険」と
書けたら良いのですが
いまの私も知らないので
調べて後日書きたいと思っています
医療保険は30歳ぐらいで考えれば良いと
思っていましたが
実際自分が病気になると
皆さん言われますが
まさか!27歳で癌になるとは思ってなかった
まさに!それです!!
この記事を読んで気になられる方が
いましたら
ほんの少し「保険」について考えてみてください